ニュージーランド・ドル(NZドル)に対する評価、本当に実態を反映してるの・・・?
ニュージーランド・ドル(NZドル)は高金利のため日本でも人気の金融商品だが、この通貨の「実質的な価値」は、大損ぶっこく前に(笑)死ぬほど慎重に検証する必要があると思う。
ソース: [Bloomberg] New Zealand Dollar Declines on Signs of Slowing Consumer Demand (2006/2/2)
ニュージーランドの経済の60パーセントを占める消費者支出が、中央銀行に再度の利上げを思いとどまらせるほど減速しているさなか、ニュージーランド・ドルは価値を下げている。
政府発表の数字によれば、昨年12月の輸入額は過去6ヶ月間で初めて下落に転じた。
準備銀行総裁のアラン・ボラードは、ベンチマークとなる金利を記録的な高金利である7.25パーセントに据え置いたうえで、「内需減速の確たる証拠を確かめるまでは、金利上昇の可能性を除外することはできなかった」と発言した。
ニュージーランド銀行のスー・トリンによれば、「ニュージーランドの金利はピークに達している」
ブルームバーグは13人のエコノミストを対象に調査を行なったが、誰一人として、ボラードが再度の利上げに踏み切るとは考えていない。そのうち11人は、少なくとも6月30日までは金利は据え置かれると予測している。
ニュージーランドの金利は、ムーディーズ・インベスターズ・サービスの格付でトップの地位を得ている国の中では依然として最も高く、また、連邦準備制度理事会の目標より2.75パーセント高い。このことが、同国通貨に対する投資需要を鼓舞している。
昨年、27億NZDのニュージーランド債がヨーロッパおよび日本の一般投資家に販売されたことで、ニュージーランド・ドルの貿易加重指数は昨年12月に20年ぶりの高い数字に押し上げられた。
この記事に書かれていることは、ちょっと注意して読む必要があるかもしれない。
金利高に引かれてニュージーランド・ドルに投資する人がわんさか出てきたおかげで、同国の通貨が実質以上の価値にまで高騰しているかもしれないからだ。
国家破綻研究ブログによると、ボラード氏は「ニュージーランド・ドルは過大評価されている」という懸念を表明している。
日本の証券会社や銀行は、金利の高さをウリに、ニュージーランド債の購入を盛んにアピールしている。
ここで慎重に考えなければならないのは、「なぜ、金利が高いのか?」金利高の理由、原因なのではないだろうか?
仮にリスクプレミアムによって金利が上昇している場合、投資も当然のことながら「ハイリスク」であることは、しっかり認識しておこうと思う。
また、破綻直前のアルゼンチンが「高い格付」を与えられていたせいでババを引かされた個人投資家が少なからずいたことも、頭の片すみに入れておいたほうがよいかもしれない・・・。
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