サウジアラビアでの不動産投資はまだまだハイリスク

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サウジアラビアでの不動産投資はまだまだハイリスク

2006年02月05日

以前のエントリーでサウジアラビアの株式市場が上昇しているというニュースを載せたが、今回は同国の不動産市場の話。

ソース: [Arab News] Real Estate Investment Can Be a Risky Game (2006/2/5)

サウジアラビアのとある夫妻は、同国での不動産投資の難しさを身にしみて学んだ。
夫妻は、500,000サウジアラビア・リヤル(SR)以上の資金を夢のマイホーム購入用に貯蓄した後、さらなる資本を築くためにサウジ東部の不動産投資プロジェクトに参加することを決めた。

その後の顛末は、このつましい夫妻にとって非常にショッキングなことだった。
夫妻がその不動産投資プロジェクトに参加してから4年以上が経過しているが、未だに何のリターンも受け取っていないのだ。その投資の管理者たちは、実際の不動産取引に関するあらゆる質問を避けて回っている。

不動産へ投資した人々は、そもそも通商省の監督が不行き届きであり、そのおかげで多くの悪徳業者が金を集められるだけ集めて海外へ逃亡してしまうのだ、と非難する。

株式市場への投資が盛んになるにつれて、不動産市場への信頼度は低下してきている。
とくにリャドでは利用できる土地が限られているため、不動産市場は下火となった。リャドから60キロ離れた場所には土地が残ってはいるが、あまりにも遠いためほとんどの投資家は敬遠している。

急速に成長しているサウジアラビアの不動産市場は、同国への収益性の高い投資手段を提供しており、
経済成長にとって重要な役割を果たしている。WTO(世界貿易機構)への加盟後、海外からの投資が増加するのと同時に制定された規制により、不動産市場はより堅実で安全なものとなるだろう。
しかし、リスクは依然として残っている。とくに、資産価値は常に上がり続けるものと盲目的に信じ込んでいる投資家にとっては、不動産への投資は非常に危険だ。

それにしても、この記事に登場する夫妻は、あまりにも不運だ・・・。
いくら欲をかいたとはいえ、マイホームのためにコツコツためた資金を丸々持ち逃げ(?)されたんじゃ・・・。

しかし今日学んだことは、WTOへの加盟が、「多少なりとも」その国への投資を安全なものにする、ということ。加盟する条件として、ある程度まっとうな(?)規制を設けるプレッシャーが、政府にかけられる。
確かに、「資金を業者に託したのはいいが、そのままドロンされるかも」などという危険なリスクを犯してまで金を投資する人間は、それほど多くないだろうな・・・・。

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