オーストリア、イラクに対する大幅な債務免除を決定

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オーストリア、イラクに対する大幅な債務免除を決定

2005年12月21日

パリスクラブという会合に加盟している国々が、イラクに対する大幅な債務免除を次々と実施している。オーストリアも、借金を21億ドル減らすという合意書にサインしたそうだ。

ソース: [Business Wire] Austria Cancels 80% of Its Iraqi Debt (2005/12/14)

イラク政府は、オーストリアがイラクに対し貸し付けている21億米ドルを債務免除する旨の合意書を同国と取り交わしたことを発表した(この額は、オーストリアのイラクに対する債権額の80%に相当する)

イラクは、今年の初めに、カナダ、イタリア、ベルギーおよび日本との間で同様の合意書に署名した。また、アメリカは、2004年12月にイラクに対する債務を100%免除している。

債務免除の合意に至る以前、オーストリア政府のイラクに対するの債権額はおよそ26億米ドルだった。この協定が段階的に導入されれば、債権額はおよそ5億ドルまで減少する。

パリ・クラブに属する他の国のうち、イラクに対する債権者として名を連ねるのは、オーストラリア、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、大韓民国、オランダ、ロシア、スペイン、スウェーデン、スイスおよび英国。これらの国々は、今後数週間の間に、イラクとの債務免除の合意書に署名するものと思われる。

パリ・クラブとは?
この記事に出てくる「パリ・クラブ」という言葉、初めて目にしたので、ちょっと調べてみた。

財務省「経済協力」のページによると:
「パリクラブとは、対外債務返済の困難(国際収支困難)に直面した債務国に対し、二国間公的債務の返済負担軽減のための措置を取り決める、二国間公的債権者の非公式な会合」とのこと。

「まあ、あの国も苦労しているみたいだし、借金は減らしてやるか」という内容を話し合うクラブ、といったところか。

ちなみに、債務国も無条件で借金を減らしてもらえるわけではないらしい(世の中、やっぱり甘くない)

借金負担の軽減を実施してもらうには、次の条件をクリアしなければならない。
「債務国がIMFとの間でIMFからの融資を伴う経済プログラムに合意していること」
やはりというか、必ず出てくるIMF(笑)
債務を免除する側も、自国に何のメリットも無いのに借金をチャラにしてあげるほど、お人好しでもないだろうし・・・。

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