セントルイス地区連銀総裁、サブプライム・ローン問題についてのコメント
時限爆弾のように市場関係者の不安をさかなでしているサブプライム・ローン問題。ここ数年の住宅市場について、セントルイス地区連銀のプール総裁は「戦後のいかなる時期とも異なる動き」と述べた。
ソース:[Reuters]Subprime drove U.S. housing boom--Fed's Poole
セントルイス地区連銀のウィリアム・プール総裁は、講演においてサブプライム・ローンに関連する問題について言及した。プール総裁によると、ここ数年の米国の住宅市場は、証券市場の影響を大きく受けたため、これまでのトレンドとは異なる様相を呈しているとのこと。
「住宅市場のサイクルは、サブプライム・ローンの証券化が活発になるに伴い、過去のものとはまったく異なるものとなった。トレンドとして、住宅価格が上昇しているときは、すべてがうまくいっていたが、住宅価格が下落に転じると、いっきにぽしゃった」
サブプライム・ローンの貸し出しは金利が低下すると共に活発になり、それから数年のうちに非常に大きな潮流となった。今回のトレンドは、戦後のいかなる時期のものとも異なる動きを見せた。
「レバレッジを効かせて、なにがなんだかわかんないように、ぐっちゃぐちゃに混ぜちゃおうよ~」
そんな軽薄なノリで、次々に組成され、売りさばかれた、珍妙な証券の数々。
ちなみに、「サブプライム」という言葉はテレビのニュースでも頻繁に耳にするが、その問題の本質は、なかなかスムーズに解説されない。この点、ブログ「漂流する身体」さんのヘッジファンドとレバレッジと銀行という記事が参考になるだろう。
"問題は、元本の毀損と流動性の2つである。元本の毀損は簡単な話で、信用リスクが高いサブプライムの住宅ローンをまとめたRMBSを、格付比利回りが良いので買ってみたら、このセグメントの信用リスクが予想以上に高く、元本が毀損しそうだという事である。"
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