ヘッジファンドの破綻件数がジワジワと増加中
機関投資家の資金が流入することで、ヘッジファンドの数がどんどん増え続けているようだ。数が増えれば、それだけ破綻するファンドの数も増えてくる。
ソース: [Reuters Italia] Hedge fund failures on the rise as market grows (2006/1/18)
昨年は記録的な数のヘッジファンドが破綻し、その数は今後も増え続けそうだ。しかし投資家たちは、この状況を成長市場に健全性が芽生えてきたことの兆候と見ている。
シカゴの調査会社「ヘッジファンド・リサーチ」の見積りによると、2004年には7,500のヘッジファンドのうち3.6パーセントが閉鎖され、2005年には8,500を超えるヘッジファンドのうち5.7パーセントが閉鎖されている。
(過去の最高記録としては、2002年に、約5,500あったヘッジファンドのうち5.5パーセントが閉鎖)
年金基金や保険会社など機関投資家からのニーズの高まりを受け市場に参入するヘッジファンドの数が増えると、破綻する割合は今後5年間で10パーセント以上に上昇する可能性もある。
機関投資家は、自らの資本を守るために株式や債券といった従来の枠組みを超えた多様な投資先を探しており、2000年の株式バブル崩壊以降、ヘッジファンドへ資金を投入している。
ヘッジファンド全体の運用額は1兆ドルを超えるといわれており、アナリストたちは、今後5年で2倍の2兆円にまで膨らむだろうと予測している。
「ヘッジファンド」というと、かつてイギリス中央銀行に対しポンド売りを浴びせたジョージ・ソロスのように「マネーゲームに長けた投機家」という印象があるけど、実際のところはそれほど過激なファンドではないらしい。
例えば上の記事にもあるように、年金基金などの手堅い資金もヘッジファンドへ流れている。
もしヘッジファンドへの投資がそれほど「ハイリスク」なら、大切な年金用のカネがバンバン投入されるワケがない(・・・と信じたい)
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