ウォーレン・バフェットやジム・シモンズに学ぶ投資戦略の見つけ方とは?
バフェットの投資手法をストイックに追究する米国サイト「モトリー・フール」には、分かりやすく興味深い記事がたまに掲載される。投資でリターンを上げるための、基本的な心がまえのヒントとは・・・?
ソース:[Motley Fool]How to Become a Billionaire
毎年、フォーブス誌は「最も裕福なアメリカ人トップ400」を発表している。大方の期待通り、このリストに含まれる多くの富豪が、投資から富を築いている。ウォーレン・バフェットしかり、カール・アイカーンしかり、ジム・シモンズしかりだ。これはつまり、プロと同じようにポートフォリオを運用できれば、あなたも大金が作れることを意味する。
ただし、言うは易しだ。当然のことながら、フォーブスのリストに載っている投資家たちは、どのような戦略を採れば富豪になれるのか、という手がかりを教えてくれるわけではない。
ウォーレン・バフェットは、「根っからの」バリュー投資家だ。彼は、ゲイコやワシントン・ポストなどの「退屈な」企業に割安な価格で投資することにより、年間20パーセントを超えるリターンを40年に渡り達成し続けた。
一方、ジム・シモンズは、彼が運用するメダリオン・ファンドにおいて、1982年以来、年間34パーセントもの年間リターンを上げている。彼はもっぱら機械的な戦略を好み、博士号を持つ学者によって継続的に改良されるコンピュータ・モデルに基づく投資を行っている。
唯一のベストな戦略というのはないわけだが、これらの投資家たちは、最も効率よく金を稼ぐ方法を見つけ出し、調子の良い時も悪い時も独自の戦略を貫き通し、改良を加えてきたために大きな成功を収めていることは確かだ。
バフェット氏は、ITバブルの時に、eベイなど株価が月まで届きそうな企業には投資しなかった。しかし、これらの企業の株価はいまは地球に戻ってきて、バフェットは今でも順調にリターンを上げ続けている。
一方、シモンズ氏はバフェットと同じような方法でビジネスを分析することはしない。なぜなら、それはシモンズ氏の得意とする戦略ではないからだ。
投資で成功するには、「世界で唯一の戦略」を見つけ出すことではなく、自分に最も合う投資戦略を選び出し、実行することなのだ。
まあ、確かに、それはそうだが・・・この記事の結論自体も、「言うは易し」かもしれない。金融機関で働いているとか、フルタイムで投資に携わる投資家ならともかく、素人の個人投資家である自分には、「自分に最も合った投資法を研究し、選択する」プロセスすら、難しく感じる。だから、敢えてインデックスのETFなりファンドなりを購入することにしている。バフェットのアドバイスにある通り、「何だかよく分からないものには投資しないのが懸命」という鉄則だけは、不器用なりに守ろうと思っている。とどのつまり、自分の力量、投資に避ける時間と労力、「分(ぶ)を知る」ことが、大切なのかもしれない。
ちなみに、この記事に登場するジム・シモンズ氏とは?ブログ『ズバリ言ってるわよ!IPO初値予想』の記事年収世界一のサラリーマンによると、ジム・シモンズ(ジェームズ・シモンズ)氏はマサチューセッツ工科大学(MIT)とハーバード大学で数学の教授で、現在は統計数学を駆使したシステムトレードでヘッジファンドを運用しているそうな。ふたつの大学をかけもちするだけでも大変そうなのに、なんて学者さんなんでしょ・・・。
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