サブプライム問題で、金相場への資金流入とまらず―金価格の上昇要因に
米国の資源投資専門サイト「Resource Investor」が、金価格を押し上げている要因をこまかく分析した記事を掲載している。
ソース:[ResourceInvestor.com] Shelter in the Storm: Gold Demand Soars on Subprime Mess
金への逃避が続いている。第三四半期には、サブプライム問題で投資家の資金が金価格に連動するETFに向かったことから、金への需要が急増した。
ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が四半期ごとに発表するレポート「金需要のトレンド」によると、対前年比で、9月30日時点の需要は30パーセント増加し、207億ドルに達した。昨年の第三四半期と比べ、需要量は795トンから947トンへと、19パーセント増加した。
需要の強烈な増加は、ETFへの資金の流入により加速された形だ。レポートによると、138トンの金がETFによって買われている。特定が可能な投資量は対前年比で二倍の240トンに達した。ドルで換算すると、その投資額は24億5000万ドルになる。
加えて、貴金属など健全な需要の増加もある。貴金属での消費量は、対前年比で6パーセント増加。ドル換算すると、貴金属での需要は、16パーセント増加し111億ドルから129億ドルへ増加。同時期に、地金のスポット価格は、1オンスあたり621ドルから680ドルへ上昇した。
深刻なインフレも金価格の上昇要因か?
サブプライム問題に端を発するクレジット・クランチへの懸念から、金への資金流入が継続。実におよそ30年ぶりに、金の先物価格も記録的な高値で推移している。
去る10月31日、ファンドマネジャーやアナリストらは、インフレ懸念とドル安を背景に、金価格が今後さらに上昇するとの見通しを示した。業界関係者の多くは、ドルの相対的な地位・価値が下落する中で、原油価格の高騰が深刻なインフレ要因となり、金相場にとっては追い風になると見ている(大多数の予想が必ずしも正しいとは限らないけれど・・・)
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