ウォーレン・バフェット流 REIT「バリュー投資」術とは?
バリュー投資の大家ウォーレン・バフェットは、どのようにしてREIT(不動産投資信託)へ投資し、収益を上げたのか?―熱心なバフェット・ウォッチャーであるMotley Foolに、興味深いエッセイが掲載されていた。
ソース:[The Motley Fool]How Buffett Made the REIT Investment
それは、ハイテク企業にとってもっとも良い時期であり、REITにとっては、もっとも悪い時期だった。eToysやpets.comといったドットコム企業がバブル相場の中で何十億ドルもの資金を集める一方、退屈な「オールド・エコノミー」であるREITは、投資家たちの眼中にはなく放置されていた。ヴァンガードREITインデックスは、1998年から2000年にかけて、30パーセントも下落していた。
公の記録を見ると、ウォーレン・バフェットは、HRPT Properties Trust (NYSE: HRP)やMack-Cali Realty (NYSE: CLI)といった銘柄を、2000年の終わりに彼の個人口座で購入している。SECの記録では、バフェット氏は、HRPTを一株あたり6.25ドルで購入したと予測できる。
また、同じく公の記録によれば、バフェット氏は1年後に、彼の持ち株のほとんどを売却している。売却時、株価は約8.5ドル。つまり、彼は、1年間で50パーセントの収益を投資から上げた計算となる。
個別のREIT銘柄をバフェット氏がどのようにいくらで取引したのか、その詳細に興味がある人は、記事原文をあたっていただきたい。
この記事で今更ながら思い知らされるのは、バフェット氏の投資方針はREITに対しても徹底して一貫しているということだ。ネットバブルで、人々が見向きもしない=過小評価されている時期を見逃さず、本質的には価値を持つREIT銘柄を探し出して安値で購入し、バブル崩壊後、一般投資家が正当な価値に気づき値段が上昇した時点で売却し、キャピタル・ゲインを得る。バフェットは、今までずっとこの戦略を繰り返してきたし、これからも、同じ戦略で淡々と投資を続けるんだろう。とてもシンプルだが、実行に移すのは非常に難しい戦略ではないだろうか。
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