世界の銅価格に影響を与えるチリの巨大鉱山とは?

海外メディアの経済ニュースを、意訳してクリッピング

トップページへ戻る
トップページ > アメリカ(中南米) >

世界の銅価格に影響を与えるチリの巨大鉱山とは?

2007年10月19日

銅の先物相場に興味のある人ならご存知と思うが、世界最大の銅生産量を誇る鉱山といえば、チリの「エスコンディーダ鉱山」。

ソース:[karetta]世界最大の斑岩銅鉱山,エスコンディーダ鉱山,チリ共和国

エスコンディーダ鉱山は世界最大の銅生産量を誇るポーフィリーカッパー鉱床で、日本企業数社を含めた豪州鉱山会社によって1990年から生産が開始された。採掘された鉱石の一部は日本の精錬所にも運ばれている。画像からは露天採掘現場や鉱山施設を明瞭に識別することができる。本地域周辺にはZaldivar鉱床、El Salvador鉱床をはじめに金・銀・銅を主とする多数の鉱床が存在しており、植生がなく地表に変質帯が広がっているため、リモートセンシングデータを用いた変質鉱物の抽出技術開発に適した場所である。

エスコンディーダ鉱山での銅の産出量は、世界全体の実に8%に達するという。とにかく量が莫大なため、この鉱山の操業状態は、LMEをはじめとする世界の銅価格に影響を与えるそうだ。

ちなみに、2006年8月には、世界的な銅相場の上昇で鉱山の財務状態が潤ったこともうけ(?)、従業員がストライキを実施。エスコンディーダ鉱山は通常の生産能力(銅精鉱3,600t/日)の40%操業を余儀なくされ、国際的な銅先物価格の上昇を引き起こしたという。

このエントリーのトラックバックURL :