南アフリカのPPIも上昇―ここにもインフレの足音が!?

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南アフリカのPPIも上昇―ここにもインフレの足音が!?

2007年12月23日

米国FRBがPPI(生産者物価指数)の上昇により追加利下げを踏みとどまらざるを得ない状況に追い込まれたが、新興国の南アフリカでもインフレに対する懸念が出てきているようだ。

ソース:[The Times]PPI slows, but worries on inflation continue

多くのエコノミストが、インフレ懸念が今後数ヶ月は続くと見ている。また、水曜日の消費者インフレ指数を受けて、準備銀行が再び利上げを行う時期についてはエコノミストたちの間でも意見が分かれた。

昨日に発表された統計によると、南アフリカの11月のPPIは対前年比で9.1パーセント上昇した(10月は対前年比で9.5パーセント)
エコノミスト達は、11月のPPIは対前年比で9.6パーセント上昇すると予測していた。
ネッド銀行のエコノミストによれば、PPIが「予測よりもましな数字」に落ち着いたのは、国内のコモディティ価格の上昇が緩やかであることが主な理由であると見ている。

しかし、インフレ圧力の大きなプレッシャーは、主に輸入品にかかるインフレから来ている。例えば、南アフリカが輸入する原油価格は高騰を続けており、ガソリンや工業製品の価格は上昇している。

野村證券の用語解説ページによると、PPI(生産者物価指数)とは、米国の労働省が、米国内の製造業者の販売価格を約1万品目について調査し、発表する指数。日本の「卸売物価指数」に近い統計で、インフレ率を判断する際に用いられる。
南アフリカも、米国の指数を参考に自国のPPIを算出しているのだろう。この記事からも確認できるように、先進国だけではなく成長著しい新興国でも、インフレ懸念はしっかり台頭してきているようだ・・・。

すでにごぞんじの方も多いとおもうが、ガソリンの価格が過去最高の伸びとなったことを背景に、11月の米国のPPIは、実に34年ぶり(!?)の大幅な伸びを示した。こうなると、例え金融市場が収縮に向かっていても、中央銀行はおいそれと利下げを続けるわけにはいかない(利下げをしたら資金が大量に出回りインフレが悪化する)ので、まさしくぐっちーさんのブログで言及されているように、「その流動性の確保と、実体経済及び金融市場全体の均衡を図る、という魔法のような操作が必要とされている」という、難しい局面になってしまう・・・。

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