コートジボワール - 農家と企業の軋轢で、同国の綿花栽培が危機的状況に・・・
綿花を栽培する農家が、企業に綿花を売らない。よって、企業はキチンとした肥料が買えない。この悪循環が、同国の綿花生産に深刻な影響を及ぼしているとのこと・・・。
ソース: [AllAfrica.com] Côte d'Ivoire: Debt May Cause Cotton Season to Unravel (2006/7/4)
コートジボワールでの綿花の種まきは、いよいよ大詰めの時期を迎えている。しかし、同国北部の綿花栽培農家ではいまだに肥料と農薬が不足しており、綿花の収穫が危ぶまれている。
以前は、綿花生産企業が、化学肥料を栽培業者に供給していた。
こうした企業は、収穫された綿花に支払う金額から化学肥料に費やした金額を差し引き、農薬供給業者への支払いにあてていたのだ。
しかし、過去4年間の政治的に不安定な時期に、綿花栽培農家は、綿花に対する支払いが遅れたことを理由に、収穫した綿花を企業へ売ることを拒否した。
企業へ売る代わりに、農家は、自国や近隣諸国の政府に、バカみたいに安い金額で綿花を売却してしまった。そのため、綿花生産企業は、肥料業者への支払いができなくなってしまったのだ。
まっとうな肥料を用いた綿花栽培をコートジボワール国内で奨励するのは、もはや手遅れに近い状態となってしまった。結果として、同国の綿花生産は質的な意味でも、量的な意味でも、退行せざるを得ないだろう。
綿花の栽培は、アフリカ西部にクラス100万人以上の人々にとっての生命線。コートジボワールでの綿花農業は、多くの綿花生産企業が拠点を置く北部および北東部で盛ん。
ジム・ロジャーズの言を待つまでもなく、コートジボワールは、本当に永久に内戦をやっているような国だ。それこそ「政情不安定」という生易しいレベルではなく、子供までもが普通に犠牲になっているらしい。
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