南アフリカでのプラチナ供給に懸念―相場にも影響か!?
プラチナ生産の最大手アングロ・プラチナム社が、今年の生産量見通しを下方修正したとのこと。結果として世界全体の需給にも影響してくるので、プラチナ相場ウォッチャーは要チェックのトピックかも。
ソース:[Reuters] Angloplat cuts 2007 refined platinum output forecast
世界最大規模のプラチナ生産企業であるアングロ・プラチナム(南アフリカ)は、今年のプラチナ生産量の見通しを下方修正し、精製プラチナの生産量は245万オンスから250万オンスとした。
この発表を受け、同社の株価は5.75パーセント下落し、950ランドとなった。
アングロ・プラチナ社は、今年7月にも同社のプラチナ生産量見通しを260万オンスに修正している。同社によれば、事故による精錬所の一時閉鎖や、賃金交渉に絡んだストライキが生産量の低下の要因としている。
また、従業員の出入りが激しく、一定のスキルを持つマンパワーが確保できていないことや、National Union of Mineworkersによるストライキも生産量低下の一因とのこと。
また、政府当局の指導により生産活動が頻繁に差し止められたこと、事故が発生したプラチナ鉱山を定常的に閉鎖されたこともプラチナの減産に影響しているという。
南アフリカでの減産がプラチナ相場に与える影響
自動車触媒やPCのハードディスクに欠かせない金属。南アフリカは、そんなプラチナの名産地(?)として知られる。実際のところ、世界全体でのプラチナの供給が、南アフリカとロシアに偏りすぎていると懸念する向きもあるようだ。
現物にしろ先物にしろ、プラチナに投資している投資家は、この記事にあるアングロ・プラチナム社をはじめとする南アフリカでの生産動向には注意をしておいたほうがよいかもしれない。世界最大手の企業が減産となれば、需給関係、強いては相場にも何らかの影響を及ぼす可能性もあるだろう。今回のプラチナの供給懸念は、ほんの短い記事だが日経新聞でも報道されている。
なお、プラチナ投資については、Alternative Timesさんのエントリープラチナ投資もぜひご一読くださいまし。
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