カザフスタン政府が、カシャガン油田の権益の増強に乗り出した!

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カザフスタン政府が、カシャガン油田の権益の増強に乗り出した!

2008年01月19日

カザフスタン政府が、石油メジャーとの当初の取り決めを見直し、カシャガン油田から得られる権益を増大させる施策に打って出た!?その詳細は・・・

ソース:[Telegraph] Western firms settle Kazakhstan oil dispute

欧米のエネルギー大手各社は、カザフスタンのカシャガン油田開発に絡むカザフスタン政府との交渉において、大きな譲歩を迫られそうだ。
ロイヤル・ダッチ・シェルやエクソン・モービルを含むコンソーシアムを代表するイタリアのENI社は、油田の権益の一部を、カザフスタンの国営企業であるカズムナイガス社に売却する予定。

カシャガン油田は、1960年代以降に発見された油田としては、世界でも最大の石油埋蔵量を誇る。石油企業各社が油田の開発を支援してきたが、原油価格の高騰に伴い、カザフスタン政府が当初の利益配分に関する取り決めを見直し、より大きな取り分を要求するようになった。

カザフスタンでの問題は、ロイヤル・ダッチ・シェルがロシア東部で薦めているサハリン2プロジェクトにも影響を及ぼしている。シェルはモスクワの当局からの圧力により、同プロジェクトのコントロール権を結果として手放すことになった。

石油価格の上昇によって、国際社会の中での資源国の発言権が増している、というか、強気な姿勢を見せ始めている一例だろうか。まあ、そりゃそうか。これだけ(投機的な資金の流入も含めて)石油に対する需要が世界中で高まっているのに、それこそ、カシャガン油田規模の新しい油田はなかなか発見されない。供給が先細りだから、売り手の言い値に従うしかない。「嫌なら石油売らないよ~」と言われたら、もうおしまいだからね(笑)。それが、この世の摂理というものか・・・。
ちなみに、今回のカザフスタン政府の方針転換(?)によって、日本の国際石油開発(INPEX)もカシャガン油田の権益の一部を失うことになるそうだ。

カザフスタンの現在の経済状況は、ブログ「チェチェン:Dirty War」さんの記事「新石油大国カザフスタン」「カザフスタンの国家戦略」に詳しく書かれている。他の資源国と同様、原油価格の上昇で国家の財政はオイルマネーで潤っており、巧みな金融改革で「オイルマネーを国内で循環させる金融システムのレベルが飛躍的に向上している」ということだ。

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