鉱山大手リオ・ティント社、モンゴルのオユ・トルゴイ鉱山開発に資本参加
鉱山大手のリオ・ティント社が、カナダのアイバンホー・マインズと提携し、資源大国モンゴルの銅・金鉱山開発プロジェクトに資本参加するようだ。
ソース:[Mineweb]Rio Tinto to invest $1.5 billion in Ivanhoe's Oyu Tolgoi copper-gold mine
アイバンホー・マインズの創業者Friedland氏が発表したところによると、鉱山大手のリオ・ティント社がアイバンホーへの投資を行うことで戦略的なパートナーシップを組み、モンゴル南部のオユ・トルゴイ銅・金鉱山の開発・操業を行うことに同意した。今回の投資により、リオ・ティントはアイバンホーの大株主となる。
取り決めでは、リオ・ティントがアイバンホーの株式を速やかに購入することになっている。
アイバンホーのFriedland氏は、リオ・ティントとの提携を、同社の13年間の歴史の中で最も重要な戦略と位置づけている。「我々は、適切なパートナーシップ戦略を採ることは、オユ・トルゴイ・プロジェクト、しいてはモンゴル南部の地域に住む人々に決定的な利益をもたらすと信じていた。」
リオ・ティントの取締役Albanese氏によると、「わが社は、世界で最も規模の大きな銅・金鉱山に投資し、オユ・トルゴイ・プロジェクトに世界レベルの技術力を提供できることを喜ばしく思っている。また、プロジェクトへの長期に渡る投資を継続することについて、モンゴル政府との交渉も行っていきたい」
Friedland氏はじめアイバンホーの経営陣は、100年以上にわたり鉱業分野をリードし高い技術力を誇るリオ・ティント社の強力を得ることで、モンゴルの民主化、経済発展に世界的な注目が集まることを期待している。
リオ・ティントと提携するとなれば、アイバンホーのモンゴルでの資源開発ビジネスも飛躍的に成長するか!?・・・と思いきや、さっそく難題が生じたらしい。Bloombergのモンゴル:オユ・トルゴイ銅・金開発事業合意を再検討-アイバンホーという記事にあるとおり、モンゴル政府が、「やっぱりもう一度検討させてください」と早くも(笑)言い出しでいるそうだ。いかにもお役所のやりそうな、典型的な先送りなのか・・・。
ちなみに、モンゴル経済の現在の詳細な状況については、中岡望さんが、近くて遠い国・資源大国モンゴル経済の本当の姿という非常に興味深いエントリーを公開されている。モンゴルは「世界の資源資本にとって垂涎の的」になっているとのこと。同国には、銅や金のほかウランなどの資源も豊富に埋蔵されており、国際資本の資源争奪競争が繰り広げられているそうだ。
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