ハンガリー政府債権の格付け、逼迫する財政赤字でさらなる格下げ!?
2006年07月07日
財政赤字に苦しむハンガリー政府。同政府債の格付けが、また引き下げられたようだ。
ソース: [Budapest Business Journal] Hungarian bonds head for third weekly decline on rate outlook (2006/6/23)
ハンガリー政府の債権の格付けは、中央銀行がインフレおよびフォーリント(ハンガリーの通貨)の下落を抑制するために利上げを敢行せざるをえないとの見通しから、3週連続で引き続き下落するだろう。
スタンダード&プアーズ(S&P)は、財政赤字および政府の借り入れが急激に膨らんでいることを理由に、同国の債権の格付けを引き下げた。
今秋、ハンガリー中央銀行は、財政赤字を縮小させる政府の計画により翌年のインフレ率が倍になるとの見通しから、基準金利を6.25パーセントまで引き上げた。しかし、利上げをしたにも関わらず、フォーリントの記録的な下落を防ぐことはできなかった。
ハンガリー政府の財政赤字への対策プランとしては、公務員の削減や増税、新しい課税対象の導入、燃料価格の値上げなどがある。S&Pによれば、この財政政策は、支出を削減して公共財政の見直しを行うことよりも、歳入を増やすことばかりに焦点を当てすぎているという。
ハンガリー政府の経済政策について、法人所得税の引き上げなど、あまりにも安易に増税に頼りすぎているという指摘は他の媒体の記事でも出されている。
S&Pに限らず、格付け会社の経済観測が常に客観的で正確とは思えないけど、こと現在のハンガリー政府債に対する格付けに限って言えば、的を得た評価なのかも・・・。
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