INGとソシエテ・ジェネラル、サブプライム問題からのダメージは限定的!?
INGとソシエテ・ジェネラルが発表した第三四半期の決算は、大方の懸念をよそに、好調な結果だったようだ。
ソース:[MarketWatch] ING, SocGen take limited hit from market turmoil
INGとソシエテ・ジェネラルが、クレジット市場の危機から受ける影響は限定的なものとなる見通しだ。二行の投資銀行業務の損失が、積極的な売却とリテール・バンキングからの収益によって補填されるためだ。
ソシエテ・ジェネラルが発表した第三四半期の純利益は、11億2千万ユーロとなり、アナリストが予測した10億4千万ユーロを上回った。
同社によれば、企業融資および投資銀行業務からの純利益は41パーセント減の3億1千万ユーロだった。為替取引や商品取引でも減益となったが、好調な株式部門によって吸収できたという。
また、オランダのINGの第三四半期決算は、ABNアムロの株式を売却したことによる4億5500万ユーロの売却益が大きく寄与し、純利益が46.8パーセント増の23億1千万ユーロとなった。
INGは、サブプライムや担保付き債券にはあまり投資をしておらず、むしろ高格付けの債券を積極的に買い付けていたという。
うーむ、INGとソシエテ・ジェネラル・・・。欧州を代表するこのふたつの銀行が、サブプライム・ローンに端を発するクレジット・クランチからの影響を最小限に抑えられたとな・・・。実際の判断は、この記事を読まれた各人に委ねるとして。
ただ一方で気をつけなければならないのは、欧州でも信用スプレッドが引き続き拡大しているということだろう。サブプライム関連で、さらなる評価損計上を強いられる銀行がこれからも出てこない、という保障はない。
石ころをひっくり返したら、下の面には虫がうじゃうじゃ・・・なんてこともありうるので注意が必要だ。
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