エイズ(AIDS)がロシア経済を脅かす

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エイズ(AIDS)がロシア経済を脅かす

2005年12月13日

若い世代のエイズ患者(HIV感染者)が大きな問題となっているロシア。「働き盛り」の人々が病気になることで、同国の経済にも深刻な影響をもたらしているようだ。

ソース: [Oxford Press] AIDS may threaten Russian economy (2005/12/1)

国連のAIDS関連機関が発表した最新の統計によると、ロシアでのエイズの流行規模はヨーロッパでも最悪のものだ。

ロシア政府は国内で31万8千人以上のHIV感染者を記録しているが、ロシアの連邦AIDSセンター、アトランタの米国疾病管理予防センターおよびその他の機関による見積りでは、その数字は45万人~140万人にものぼる。

ロシア国内でのHIV感染者のうち約70パーセントは、15歳から39歳までの労働人口に含まれる。
専門家は、エイズがロシアにおける重要な労働力を阻害する可能性があり、抜本的な治療/予防対策が取られない場合、同国の経済を著しく傷つける恐れがあると警告している。

上の記事にもある通り、ロシアでは、働き盛りの人々、とくに30歳以下の年齢層でのHIV感染の増加が深刻な問題となっているようだ。
感染ルートは、やはりドラッグ。ドラッグを打つときに使用する注射針の「回し使い」がHIV/エイズの急激
な蔓延の原因となっている。

GDPの増加、インフレの低減など統計上は好調なロシア経済だが、エイズ問題は同国の将来に暗い影を落としているように思えて仕方がない。
本来は、人の生死と経済問題は切り離して考えるべきだとは思うが、予想以上に、その二者は密接に結びついているようにも感じられる。

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